【ウェビナー】生成AIの回答精度を向上させる LAB (Fine-Tuning) と RAG とは?
〜Red Hat と Elastic で実現する次世代ソリューションをご紹介〜
企業が生成AIを活用する中で、クラウドサービスのLLM(大規模言語モデル)のみを利用することに限界を感じ、LLMのLAB(Fine-Tuning)やRAG(Retrieval-Augmented Generation)の活用に注目が集まっています。LLMのサイズの肥大化やコスト増加、セキュリティの問題、業界や業種に特化した精度の限界といった課題に対応するためには、これらの技術を活用することが必要です。
本セミナーでは、LLMのFine-TuningとRAGを1つのプラットフォームで実現できるソリューションを紹介します。オンプレミスでの利用にも対応しているこのソリューションは、今後企業での生成AI活用において重要な役割を果たすことが期待されます。ぜひ最新のソリューションを知り、自社の生成AI活用のヒントにご活用ください。
LAB ( Large-scale Alignment for chatBots ) とは
LLMの既存の知識と新しいデータを階層的にマッピングしモデルに新しいデータを取り込む手法
・追加の学習データをYAML形式で質問と回答のセットで登録を行う
・LABにて調整された自社のLLMを育てながら活用することで自社のAI戦略を強化することが可能
・Fine-tuningのようにデータの専門家以外でも使用することが可能
InstructLabとは
データサイエンティストでなくとも、YAML形式かつ対話形式で自身が持つスキルや知識をLLMに追加できるツール
みなさまのご参加お待ちしております。お申込みはこちらから
概要
日時:2025年4月10日(木) 16:00~17:00
会場:Zoom開催
費用:無料
※事前お申込み制。下記よりお申し込みください。※Zoom開催
Agenda
16:00~16:05 オープニング(サイオステクノロジー株式会社 村田 龍洋)
16:05~16:25 Red Hatが切り拓くオープンソースAIの未来: InstructLabとRHEL AIが実現するチューニングの民主化(レッドハット株式会社 上田 尚人)
16:25~16:45 RAG構築に必須となる検索基盤の全てを提供するElasticsearchのご紹介
(Elasticsearch株式会社 古久保 武雄)
16:45~17:00 Q&A、クロージング
講師紹介

レッドハット株式会社 上田 尚人
講演概要: InstructLabを用いたLLMチューニング手法(LAB)を解説し、専門知識をモデルに効率的に取り込む方法を紹介。
さらに、InstructLabとGranite を搭載したRHEL AIプラットフォームの概要と機能、またエンタープライズAI開発の新たな可能性をご紹介いたします。

Elasticsearch株式会社 古久保 武雄
講演概要:生成AIの利用で広く使われているRAG(Retrieval Augmented Generation)では、生成AIに回答させるための元となる文書を正しく用意する検索技術が必須となります。
本セッションでは、RAGでよく使われるベクトル検索に加えて、キーワード検索、ハイブリッド検索、チューニング、検索精度の監視と解析、権限管理、拡張性、柔軟性といった検索に必要となる要素技術について、Elasticsearchの優位性をご紹介いたします。
皆様のご参加お待ちしております!