生成AIの活用が企業で進められる中で、社内の情報を使って生成AIが回答を生成することへの難しさが課題になりはじめています。これは回答に必要な情報が一箇所に集約されていないこと、集約できたとしても回答の元になっている情報が検索しても見つからないことなどが要因にあります。
本セミナーでは、生成AIとRAGの概要をご説明し、導入時・運用時の課題を共有します。そして、それらの課題を解決するためのソリューションをご紹介します。
生成AIの導入を検討される企業様、すでに取り組みを始めている企業様のどちらにも役立つ内容となっています。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
概要
日時:2025年1月15日(水)11:00~12:00
費用:無料
※事前お申込み制。下記よりお申し込みください。※Zoom開催
お申込みはこちらから
Agenda
11:00~11:05 オープニング
11:05~11:25 RAG構築に必須となる検索基盤の全てを提供するElasticsearchのご紹介
(Elasticsearch株式会社 古久保 武雄)
11:25~11:35 社内ドキュメントのRAGシステムPoCにおける、導入効果と課題をホンネでご紹介
(サイオステクノロジー株式会社 村田 龍洋)
11:35~11:55 既存環境に適用し、参照制限も有効なまま情報検索・活用できる「活文 企業内検索基盤」の生成AI対応
(株式会社日立ソリューションズ 土井 聡)
11:55~12:00 Q&A
講師紹介
Elasticsearch株式会社
古久保 武雄
生成AIの利用で広く使われているRAG(Retrieval Augmented Generation)では、生成AIに回答させるための元となる文書を正しく用意する検索技術が必須となります。
本セッションでは、RAGでよく使われるベクトル検索に加えて、キーワード検索、ハイブリッド検索、チューニング、検索精度の監視と解析、権限管理、拡張性、柔軟性といった検索に必要となる要素技術について、Elasticsearchの優位性をご紹介いたします。
サイオステクノロジー株式会社
村田 龍洋
生成AIを企業で利用するにはRAGの技術が欠かせないと言われております。サイオステクノロジーではこの技術をいち早く取り組み社内向けにPoCを兼ねたアプリケーションをリリースしています。
本セッションでは実際にアプリケーションを開発するうえで発生した課題や苦労した点、今後の取り組みへの課題を共有して、今後PoCを検討される方の参考になる情報をお伝えいたします。
株式会社日立ソリューションズ
土井 聡
「活文 企業内検索基盤」は、Elasticsearchを使った社内横断検索をパッケージで提供しており、画面開発など不要で導入が可能です。
本セッションでは、既存環境に適用し、参照制限も有効なまま情報検索・活用できる「活文 企業内検索基盤」でのRAGの実現例を紹介いたします。
また、導入後の利用状況分析による検索処理のチューニング・改善方法についても説明いたします。